(C)Hurriphoon
カメラ:Nikon D7000
レンズ:18-105mm f/3.5-5.6G VR
絞り値:f/13
ISO感度:100
露出時間:1/640s
露出補正:±0EV
焦点距離:18mm (35mm焦点距離 27)
測光方式:パターン
対象の距離:無限遠
日付:2012/4/13
2chやツイッターで「同じ言葉なのに意味が違う」という話題は結構多いです。
化学界では「ベース」が「塩基」の意味だったり、驚きました。
化学者と一般人で意味の違う言葉
↑の二番煎じです(笑)
カメラ界でもそのような特殊な使い方をしている言葉はたくさんあります。
レンズと言えば、一般的にメガネのレンズや虫眼鏡を連想すると思います。
カメラでレンズというと、「写真レンズ」のことを指します。
写真のレンズは「Canon EF135mm F2L USM」で、10万円ほどする代物です。
皆さんも、レンズ沼の奥深くに沈まないように気をつけましょう(笑)。
・ソフトレンズ
さっきと似ていますが少し違います。
ソフトレンズといえば、コンタクトレンズのソフトとハードを思い浮かべる人が多いと思います。
写真では、焦点があっているところも柔らかい描写をするようなレンズのことを言います。
通常は敵に思われがちな「収差」、特に「球面収差」を逆に柔らかい表現として生かしたのがソフトレンズです。
柔らかい印象を与えることから、女性のポートレート写真などに使われたりします。
・D4
D4と言えば、一般的にはテレビやPCの画面のD4端子を思い浮かべるかと思います。
しかし、カメラ界でD4と言ったら「Nikon D4」のことです。
ちなみにD4は60万円くらいのハイエンドクラスなので多分吾輩含む一般人には縁がありません…(笑)
・絞り
絞りと言えば、一般的に牛乳絞り(搾り)や雑巾絞りを連想するかと思います。
カメラ界では別の意味で、光を通す量を変えることを「絞り」と言います。
この写真は70-200mmの絞りを写したもので、絞り羽が9枚あることがわかります。
今のデジカメやレンズは絞りを自動制御する機種も多く、絞り環を操作することは少ないですね。
・MF
MFと言えば、サッカーのミッドフィルダー、電波の中波、MF文庫のメディアファクトリーなど、人によって連想するものが違いますが、カメラ界では「マニュアルフォーカス」のことを指します。
最近はオートフォーカスレンズの普及で余り使うことがなくなりましたが、今でもピント合わせが厳しい状況などではMFモードに切り替えて使うことはよくあります。
PS:ソフトレンズはあとで追加。