ちなみに、スーパームーンとは大きく明るい月らしい。公転周期により月の明るさや大きさが変化するらしい。
(1280×960, 月は直径約800px)
撮影機材
Nikon D7000 / AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G + TC-20E III
撮影情報
絞り値:f/11
ISO:400
焦点距離:400mm (600mm相当)
露出時間:1/400s
露出補正:±0.0EV
2012/5/6 0:07
備考:コントラスト強調・明るさ調整・ノイズリダクションを実行。
Exif情報が400のオンパレード…(笑)
6日夜は悪天により撮影できず、5日夜は天気が良かったため偶々撮影したのを利用した。
肝心の「スーパームーン」現象についてであるが、まず大きさについて検証する。
以下は今年の3月9日に撮影した月である。
撮影情報
絞り値:f/8
ISO:100
焦点距離:200mm (300mm相当)
露出時間:1/320s
露出補正:±0.0EV
2012/3/9 0:25
3月9日は直径400ピクセル、5月5日は直径803ピクセルである。
前者がテレコン無しの200mm、後者がテレコンありの400mmであるため、ほぼ同じ大きさである。
残念ながら、2ヶ月程度では大きさの変化はわからなかった。
後に、吾輩がよく使っているSky Viewerを用いて月の視半径を調べたが、実は殆ど差がない事に気が付き、ガッカリしたのである(笑)。
5月6日0時:視半径16.9分
3月9日0時:視半径16.6分
次に明るさであるが、どちらもJPEG変換時に明るさ調整しているため数字上での変化は評価できない。
目視では、晴れていたのもあってかなり眩しかった。
おまけで、雲と月の写真も撮った。
ノイズが多いですが、撮影の都合上仕方無かったです。
撮影情報
絞り値:f/2.8
ISO:3200
焦点距離:200mm (300mm相当)
露出時間:1/20s
露出補正:±0.0EV
最後に、月の大きさは空でどれくらいなのかを考えてみた。
有名な夏の大三角形のデネブ-アルタイル間が約38度、撮影時の月の視半径が16.9分(0.28度)であることを考えると、次のような合成写真ができる。
・この画像の背景には、先日公開した画像を更に調整しています。
・図中のCr399とは、先日紹介したコートハンガー型散開星団のことです。
・また、左側に表示されているのは最大と最小の月の大きさです。
それにしても月小さすぎだろ!
え、夏の大三角がデカいだけだって…?