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70-200mm / 70mm 6min(30s×12) F4 ISO400 YIMGで編集
全天には88の星座があるが、その中でもいて座は星雲や星団が特に多い。
上の写真はいて座の一部を撮影したものだが、M8干潟星雲、M17オメガ星雲、M20三裂星雲、その他散開星団や球状星団など含めて9つのメシエ天体が写っている。
ところで、吾輩は新しいカメラを買った。

銀河とか星座とか書いてるけど、これは星撮影用のカメラだろうか?
表面オープン!

へぇ~、あのビクセンが星空撮影用カメラ作ったのか。
名前も「ポラリエ」ってなんかクールでいいと思うね。
ネタばらし。
これはカメラではなく赤道儀です。
その名も、
「星空雲台ポラリエ」

画像は使い回し(笑)
赤道儀が何かわからない人に説明すると、天体を撮影する際に固定撮影すると特に望遠では日周運動の影響で月や星が直線のように動いて見えてしまいます。
それを解決するために、北極星を中心に回転させて星などを点像に移すのが赤道儀です。
通常、18mmの広角レンズでも30秒露光すれば点でなくなってしまう。
しかし、赤道儀を使うと以下のように点に写る。

※中央左下寄りが暗いのはレンズのゴミの影響です。
18-105mm / 18mm 30s F5.6 ISO800
ただ、広角だけだと偶々写っただけだと疑われるので、望遠105mmの写真も。

18-105mm / 105mm 30s F8 ISO800
あれ、なんかブレてる?

(ノ∀`)アチャー
やっぱり望遠はダメか…OTL
と、落ち込んでいる時に「別のレンズならどうだろうか」と考えた。
そう!( ゚д゚ )ミ
Nマークのアレ…

まあ、完全に望遠域だし、重さが合計2キロもあるし流石に無理だろう…
と駄目元で30秒露光で撮影したのだが、

70-200mm / 70mm 30s F4 ISO400 YIMGで編集

見ろ!18-105mmがゴミのようだ!
※18-105mmは良レンズですw
撮影している最中は理由がよくわからなかった。恐らく、105mmの方は天頂の方に向けていたのと、鏡筒が伸びるタイプのズームなのでそれで鏡筒が微妙に動いてしまったのと、2つ理由が考えられる。
何より、35mm換算105mmでほとんどブレなかったので、星団撮影にも使えることを確信した。
それで最初に撮ったのがこの写真(12枚合成)。

最初のターゲットは一番下、M8「干潟星雲」だろう。