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18-105mm / 48mm  1/13s  F4.8  ISO1600

セピア写真というのは有名である。セピアとは、イカ墨を原料とした顔料を使ったインクのことで、茶色がかった黒が特徴である。元々モノクロ写真にこのインクを用いたが、今でも古風な表現をするためにこの色を中心とした写真を「セピア写真」ということがある。

しかし、セピアはセピアでワンパターンであるから、今回は敢えて「逆セピア」なるものを開発した。

通常のセピア加工では、画像編集ソフトにある「セピア色変換」などを押せばセピア風の写真ができる。それが下の写真である。

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しかし、逆セピア加工では次のような手順で作成する。

色の反転→セピア色変換→色の反転

この工程では、色の反転を2回繰り返すため明暗は元の状態に戻る。
色はセピア色の正反対で青みがかかった色になる。

逆セピア写真では、セピアと同じく古風な感じになるが、こちらはモノクロ写真に近い感じになる。

参考で、カラー状態の画像も掲載しておく。
上の写真を見てからだと高彩度すぎると思うかもしれない。

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