DSC_0489-0500center
2012.7.29 2:19 / 70-200mm / 140mm  6min (30s x 12)  F5.6  ISO800

しばらく月が明るく、天気が悪い日が多いそうなので、以前撮影した画像を整理している。

今回紹介するのは、はくちょう座γ星(サドル)付近にある漢字の「北」の形に似た星雲である。
以前「ちょうちょ型星雲」として紹介したことがあるが、今回の撮影でより詳しい部分も写り、漢字の「北」という字に似ていることが分かった。

実は、この「IC1318」というのは2つあり、左側の「北」の形をした「IC1318B」と、三角州みたいな形をした「IC1318A」に分かれる。
また、その他にも多くの星団や星雲が存在する領域である。

DSC_0489-0500center-700

NGC6910、Cr419はいずれも散開星団で、かなり小さくまとまっている。
今回紹介した「北」型星雲は、元々大きな星雲が前にある暗黒星雲によって分断されたものだと考えられている。

赤い星雲の主成分?である「Hα線」をよく通すように改造されたカメラで超長時間露光すると下のようにくっきりと映る。

800px-Sadr_Region_rgb
Wikipediaより

更に写真の全体を見ると、赤い星雲が全体に薄く広がっているのが分かる。

DSC_0489-0500c-2560

ちなみに、この下には三日月星雲「NGC6888」があるのだが、残念ながらこの写真には写っていない。


追加:M29というメシエ天体(散開星団)が写っていました。

DSC_0489-0500center2