
2009.10.12 13:14 / M.ZUIKO 14-42mm / 14mm 1/160mm F5 ISO200
今日は10月最終日、ハロウィンなのだがその話は置いておいて、2009年から2012年までを振り返りたい。
2009年というと、ちょうど写真というものを趣味として本格的に始めた時期で、それより前は旅行の記録としてカメラを持ち出す程度だった。8月にオリンパスのE-P1というミラーレス一眼を購入したが、コンパクトデジカメしか持っていなかった当時はまさに「驚愕の画質」であった。
余談として、当時もう一つの購入候補として挙がっていたのが皮肉にもD5000であったという…
・民主党が衆院選で圧勝→政権交代
今はボロクソに叩かれ、右からも左からも嫌われてしまった民主党だが、3年前はなんと支持率70%もあったというのだから驚きである。それだけ国民が期待していたために、今のようなgdgdな政権運営をしているとそれだけ落胆も大きくなるだろう。
それ以前に、この時民主党に票を入れた人達は何を思って入れたのかが非常に気になる。自民党に対する牽制なのか、自民党嫌いだからなのか、旧体制を脱したいのか(結局既存勢力に依存してしまったが)、民主党のマニフェストを魅力的に思ったのか(いや、普通詐欺だと分かるだろう)、理由は様々だと思うが、彼らはまさかこんなにひどい結果だったとは思わかなっただろう。
・新型インフルエンザの流行
政権交代などに埋もれてあまり話題にならなかったが、新型インフルエンザは「今年の漢字」にも使われるほど大きな出来事だった。当初は「豚インフルエンザ」という呼称が一般的に使われていたが、「豚肉に対する風評被害」などの理由で使われなくなったらしい。
しかし、風評被害も何も、テレビや新聞が丁寧に解説すれば何も問題無いのではないだろうか。それをテレビのワイドショーなどが必要以上に端折ったり、誤解を生むような解説をしたりするから風評被害に繋がる。これは今の福島原発の問題にも通じると思う。
マスコミばかり叩くわけではなく、我々の情報判断能力も重要だと思う。ツイッターのデマ(通称:デマッター)などが問題になっているが、これも各ユーザーの情報判断能力があまりないためにどんな情報も「本当だ」と信じこんで拡散しているという現実がある。
・深夜アニメの隆盛
2009年といえば、深夜アニメが発祥のブームも多く起きた年である。有名なものでもけいおん!、化物語、生徒会の一存(←地元だから敢えて書いた)、超電磁砲、今でも人気のある作品が多く生まれた年である。ちなみに吾輩が見たものだけで、秋だけでこんなにある(2009秋放送開始一覧)。
中でもけいおん!は恐ろしく、クリアファイルを獲得するためにコンビニに列ができたり、グッズ獲得のために午後の紅茶100本買う人が出たり、とにかく過激な争いであった。中にはキャラ毎に派閥のようなものを形成し、きのこたけのこ戦争と並ぶ争いを繰り広げていた。
ニコニコ動画などのMAD作品にも大きな変化が見られた時代で、ハルヒやらき☆すたなどのMAD作品は以前から存在していたが、この年に入ってかなりバリエーションが増えた。「うんたん」などと言う言葉が異常に流行ったのもこの時期である(後にじゃかじゃんがブームになったが…)。
・本題
では、本題に戻りたい。
本題とは何か?と思われるが、ここは写真を掲載するブログなので、写真やカメラのことが本題である。
特に最近のデジタルカメラの性能は非常に高く、3年前に購入したE-P1も当時は高性能だと思っていたが、今や「画質が低い」(特に高感度において)と思ってしまうこともある。









実はD7000が発売開始になったのは2010年の話で、E-P1発売からそれほど経っていない。これだけ解像度が高いのはレンズの影響か、センサーサイズの影響かのどちらかだとは思うが…
さすがに数年前のハイエンド機は、今のエントリー機に対抗できるくらいのレベルはあるが、逆に言えば今のエントリー機は昔のハイエンド機並みになっているということである。
D800も、D3200も無闇矢鱈に画素数を増やしているのではなく、高感度ノイズとのトレードオフで実現している。そこが昔の「高画素至上主義」とは違っていいところではある。
○昔はレンズの性能が大したことないのに無闇に画素数を増やして1200万画素でも実質400万画素相当の解像度のコンパクト機があった時代もあった…