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2014年2月1日撮影

  また、記事の更新が滞ってしまいましたが、管理人の事情があって更新が滞っているだけです。
  ごめんなさい。

  また、最近は融雪期にあり、あまり風景が美しくないというのもあって、写真は一時休止している状態です。申し訳ございませんが、写真を期待している方はもう少しお待ちください。

  今日は、スマートフォン(スマホ)に関する話題を取り上げたいと思います。

  今や、スマートフォンを知らない人はあまりいないですし、このページを見ている人の多くがスマートフォンを持っていると思います。しかし、企業レベル・消費者レベルからスマートフォンに対する批判の声も近年増えています。ある人は「スマホは諸悪の根源だ」とも主張します。スマートフォンに限らず、否定的な見解があるのはどの事柄に対しても言えることですが、現代の社会を象徴しているとも言えるスマートフォンなので、少しこの主張について考えてみました。

  スマートフォンに関する批判は、大きく2つに分けられます(管理人が勝手に分けました(笑))。

■「スマホが他の業界を潰している」

  まずは、企業の立場から見たスマートフォンに対する懸念の声です。スマートフォンの登場・普及によって「被害を受けた」可能性がある業界は主に次のような業界です。

1.パソコン業界
2.カメラ業界
3.旧型携帯(ガラケー/フィーチャーフォン)業界


  まず、1のパソコン業界と2のカメラ業界についてですが、これらの業界では特にエントリー向け(ローエンド)製品においてスマートフォンの影響が深刻だと言われています。

  カメラ業界においては、2013年にはデジタルカメラ全体の売り上げが減少しましたが、特に減少幅が大きかったのがコンパクト型(レンズ交換式以外のもの)でした。一方で、一眼などレンズ交換式の方は売り上げが変わらない、又は増加している傾向があるので、こちらの方は影響が小さかったようです。

【デジタルカメラメーカー別販売台数】

  一方で、パソコン業界に関しては現在のところあまり影響は出ていません。パソコンの場合はスマートフォンとは利用目的が異なる場合が多いため、エントリー向け製品も「デスクトップ→ノート・ラップトップ→タブレット」のように格下げが進んでいる一方でスマートフォンには流れにくいというのが背景にあることが考えられます。
(3については説明を省きます。)

  「スマホが他の業界を潰している」という主張について考察しますが、このような主張が出てくる背景として、スマートフォンの便利さと多機能化があるのではないかと思います。以前の携帯電話は電話とメールが主な機能でしたが、今の携帯電話、特にスマートフォンはインターネット、カメラ、ファイル共有、家電の操作、料金支払
い、テレビ、ネットゲーム、など挙げればきりがないほど多くの機能を内蔵しています。

  流石にスマートフォンの大きさに内蔵された機能は、ハードウェアの制約があるために、単体の製品に比べれば同じ価格のものよりは性能が劣りますが、「それなり」であれば問題ないレベルとなってきています。仕事として使う、あるいは趣味として使うわけではなく、たまに、軽く、一応、のレベルであれば多くの消費者はスマートフォン内蔵の機能で満足するので、その結果、本来エントリー製品を買っていた人々が製品を買わなくなり、スマートフォンの内蔵機能で済ませたのでしょう。

  管理人は「スマホが他業界を潰した」とまでは思いません。しかし、ある業界が画期的な製品を開発して売上を伸ばす一方で、「時代遅れ」(old-fashioned)と評された業界が衰退していくのは、残酷でありながら、時代の流れなのだと思います。

■「スマホが新たな社会問題を引き起こした」

  スマートフォンに対するもう一つの批判として、「スマホが色々な問題を引き起こしている」という主張があります。スマートフォンが直接的に引き起こす問題としては、上記の他業界への影響の他には、スマホ中毒の広がりや、歩行中・自転車乗車中・運転中のスマートフォン使用による事故や危険な状態の発生などが挙げられます。

○「スマホ中毒」

  管理人はスマートフォン(iPhone)を持っていますが、使うのは家族や友人との連絡、インターネットでの軽い調べものが主で、1日1時間以上使うことは殆どありません。しかし、世の中は広いもので、女子高生の間では1日6時間(!?)以上使っている人もかなり多いという調査結果もありました。これは最早「スマホ中毒」と呼ばれても不自然ではないレベルですが、よほどの理由が無い限りこんなに使うことは管理人には不可能です(笑)。

  ”よほどな理由”について考えてみました。

・家にパソコンがない人で、ネット中毒の人?
・スマートフォン用のゲームに没頭している人?
・ワンセグ付きのスマートフォンで、テレビ中毒の人?
・スマホ端末を愛しているHEN態さん?


  管理人は演繹法的な考え方があまり得意ではないのでこの程度しか思いつきませんでしたが、まあ、上の2つが特に多いのではないでしょうか。ゲームは一度やると止められないし、最近は脳の発達にも関与していると言われているので、やりたい気持ちは理解できますが、1日1時間とは言わないまでも、生活のリズムや仕事・勉強に悪影響を与えないよう1日3時間位に制限するなどしたほうが、管理人的には良いと思います。

○「ながらスマホ」

  「ながらスマホ」、特に歩行中・自転車乗車中・運転中のスマートフォン使用に関しても、最近になって問題を提起している人が増えました。これに関しては、「スマホのせい」と決めつけられるものではないと思いますが、携帯電話が登場してからこの問題が深刻化したように思えます。

  しかし、「ながらスマホ」に関しても、管理人は”よほどな理由”がないと有り得ないことなのかな~と思ったりしています。

  ”よほどな理由”とは…

・歩行中もスマートフォンを操作しなければならないほど仕事が忙しい
・移動中もスマートフォンを見て英単語や歴史上の人物を覚えようとするほどの勉強好き
(英単語カードや参考書・問題集でも代用可)
・どうしても緊急で連絡(調査)しなければならないことがある
・家族や親戚の最期が近いなどの重要な理由でやむを得ず
・スマートフォンを常に触らないと落ち着かないほどのスマホ中毒者


  管理人は、上2つのような人には出来ればなりたくないと思っています。移動時間も睡眠時間も惜しむような事にならないよう、ゆとりのある生活を送りたいものです。

  一番下は… こうなる前に自分や周囲が「スマホ中毒者」と早く気づいて手遅れになる前に対処しないと、かなりやばい事になるのは目に見えています。麻薬中毒やアルコール中毒は大きな問題のように言われていますが、スマホ中毒も同様に大きな問題です。

○「スマホが原因の社会問題」

  一部の迷惑な人達や、力が有り余った一部の若者による非常識な行動は今も昔も変わらずありますが、最近特に注目されている(というか、メディアが勝手に注目している?)問題が、スマートフォンが起こしたと言われる社会問題です。

  スマートフォンにまつわる問題は多くありますが、よく言われるのが、LINEやツイッターなどにおける誹謗中傷や非常識な行為の自慢です。勿論、このような”お馬鹿な行動”をする人々(主に若者)は昔からいたわけですが、今はネット上でよく取り上げられています。

  若者の”お馬鹿な行動”は、多くの場合「親の教育が悪い」「学校の教育が悪い」「育った環境が悪い」、ネット上では「ゆとり教育が悪いんだ」みたいな主張もちらほら見かけますが、恐らく、50年前にスマートフォンがあったとしたら、50年前の一部の若者も同様な問題を起こしていたと思います(当時の人口・社会情勢を見ると今より多かったかも)。

  ネットに関する問題は、スマートフォンが登場する以前から起こっていた(掲示板の誹謗中傷、出会い系サイ
ト、ネット犯罪など)ので、スマートフォンが直接の原因ではありません。一方で、スマートフォンはインターネットに代表される現代型コミュニケーションツールをより多くの人に広めたため、同時に犯罪や社会問題に発展する可能性が広がったということが考えられます。

  昔の掲示板やウェブサイトは、IT関連の仕事をしている人やネットオタクのような人が中心で作り上げられましたが、インターネットが普及した現在では、ネットの世界を知らないような人達まで参加し、それが幅広い議論や交流を生む一方で多くの問題も引き起こしました(初心者お断り的なサイトはたくさんあります)。

  「スマホが様々な問題を引き起こした」という主張ももっともですが、問題を引き起こす原因は「スマートフォン」という端末だけでなく、利用者や提供者の側にもあるということを自覚しなければならないと思います。いくら安全なシステムを構築しても、利用者のモラルが低ければ問題は改善しません。

○”悪い部分だけ”のものはこの世に存在しない

  一部の業界や人々が主張する「スマホは諸悪の根源」という主張は、半分正しく、半分間違っています。スマートフォンは弊害もありますが、弊害ばかりでもありません。便利なものは利用しつつ、欠陥や問題を発見したらそれを克服するような気持ちや行動が必要です。「これは問題があるから廃止すべきだ」というのは極論過ぎます。「ダメだ」と切り捨てるのであれば、その問題が解決可能か、解決する価値が有るのか判断してから切り捨てるべきです。

  スマートフォンも、様々な便利な面、様々な問題がありますが、利用者の側もそれを理解して使うことで、今起こっているスマートフォンにまつわる問題が改善し、より良いツールとして活かせるのではないかと思います。

  技術は便利をもたらしますが、便利な部分しか見なければそれは最終的には「技術に利用されている」という状態になってしまいます。一方、悪い面ばかり強調して便利なものを一切禁止するような主張も極端すぎます。受動的に便利な部分を享受するのではなく、ユーザーも積極的に技術や製品の長所・短所を理解し、自分に合った使い方をすることが重要なのです。

(原子力も最近では賛否両論色々ありますが、要はメリットとデメリットの問題です。自分にとってメリットが大きいと思えば推進し、メリットが小さいと思えば反対するのです。どちらか片方だけを見て、または自分で考えず他人の意見で賛成か反対かを決めるのは、少なくとも自分にとってベストな判断ではありません。)
↑管理人が言いたいのは結局この部分です(笑)
ちなみに、管理人は原発推進派でも反対派でもありません。合理的な理由がある方に流れます(笑)