DSC_0441
2015年12月12日  場所:札幌駅JRタワー

  12月となって、北日本は特に寒くて嫌な時期ですが、写真が好きな人にとっては好きな季節なのかもしれません。

  ところで、タイトルの「コマ収差」、これもれっきとした写真用語なのです!

(※某艦娘育成ゲームとは関係ありませんw)


 あえて収差が分かりやすいように、等倍の写真として掲載しましたが、ファイルサイズが重くてきつい方のために、中心部と周辺部(左上)の比較写真を下に載せます。

【中心部】
DSC_0441_center

【周辺部】
DSC_0441_corner

  見て明らかだと思いますが、周辺部では点光源が三角形状に変形して写って見えると思います。
これが「コマ収差」の正体です。

  コマ収差の発生する仕組みを説明すると長くなるため、詳しい説明は省略しますが、以下のことがコマ収差を理解する上で重要です。

1.そもそも、普通の(球面)レンズは光を一点に集められない

  これを言ったら、「小中学校の理科の授業はウソじゃないか!」と言われそうですが、厳密に言えばウソです。一点に集められません。

  ちなみに、この現象は「球面収差」と呼ばれ、今回のコマ収差とは直接関係ないですが、レンズの性質を知る上では重要です。

2.斜めから光が入射すると、必ずしも焦点が合うわけではない

  我々が写真を撮る時、必ずしも平行に撮っているわけではありません。そうすると、下の図のようにピントが合う点からずれるほど、必然的にボケてしまいます。

svg
画像:Wikipedia

  この収差の解消方法は簡単で、絞り値(F値)を上げればいいだけです。

  本記事のトップの写真は、コマ収差が分かりやすいよう、あえてF4の開放で撮った写真を選びました。(レンズはNikonの16-35mm)

  ボケを重視する写真(ポートレイト、花撮りなど)ではあまり問題にならないかもしれませんが、夜景や星景写真では、コマ収差の問題に悩まされる場合があります。




【お知らせ】

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【P.S.】

鋭い人「あれ、フルサイズ24mm相当の画角ってこんなに広かったっけ?」

霊夢「確かに変ね。このレンズ、D5300で使った時、こんな収差なかったわよね」

魔理沙「そうだぜ。何か隠していることがあるんだと思うぜ」