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久しぶりに自作PC関連の投稿です。

今回は、マザーボードを新しいものに変えました。


こうなった経緯を説明します。

1.Google Chromeなどで動画を見ると、突然音が切れる
しかも、時々システムが落ちるくらい不安定になる

2.Realtekのドライバを入れ直す
→直らない

3.NVIDIAのドライバを最新のものにする
→直らない

4.システムの復元で不具合が起こる前に戻す
→直らない

5.SSDの相性問題を疑い、M.2からSATAに変える
→直らない

6.マザーボードのメモリ設定やCPU設定をすべてリセットし、工場出荷時の状態に戻す
→一瞬直った感じがしたが、結局直らず

7.CPUをRyzen 7 2700XからRyzen 7 1700に入れ替える
→直らない

8.管理人、マザーボードの不具合だと思い込み、うっかり早とちりしてX470 Taichi(27000円)を注文してしまう

9.グラフィックボード(最近買ったMSIのGTX1080Ti)を外し、前使っていたギガバイトのGTX1070に換装する
→直った!!

10.新しいマザーボードに交換する
X470 TaichiにMSIのGTX1080Ti(新しいグラボ)を搭載する
→問題なし

11.結局マザーボードとグラフィックボードの相性問題か?

12.何気に重要なことに気づく


グラボの補助電源を2系統にすると安定!?
(ちなみにGTX1070は8ピンコネクタ1つしかない)



実は、補助電源コネクタ(特に8ピン)のあるグラフィックボードでは、電源を1系統にするより2系統にするほうが安定すると言われています。

実際、電源メーカーのSeasonicでは、グラボの補助電源については系統を分けて接続することを推奨しています。

PCIe-Remark-DO
PCIe-Remark-Dont


このグラボ、GPU-Zで調べると最大消費電力が280Wという化物で、そりゃ系統わけたほうが安定するよね~って話です。

ただ、これが100%の原因なのかは特定できてませんが…



さて、マザーボードが届いたわけですが、せっかくなのでぐちゃぐちゃな配線を見直したわけです。

まず、パッケージはこんな感じです。
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中に入っていたものを並べました。
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X470 Taichiと、先代のX370 Taichiを比較してみました。
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ソケット付近の拡大。
ソケットの形状から分かるように、Ryzen用のソケットです。
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Taichiの部分を拡大。
最近のマザーボードはこういう遊び心があっていいですね。
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I/Oパネル部の拡大。
上のUSB3.1が凹んでいるのがX370、髪の毛が入っちゃってるのがX470です。
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今回取り付けるCPUです。
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これだけで画になるとは、今のマザーボードってお洒落ですよね。
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説明書を読みながらコネクタ類を取り付けます。
字がすごく小さいです…
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M.2のSSDはここに取り付けるのですが、ヒートシンクがでかくて冷えそうです。
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白い板をカッターで無理やり切断します。
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板を貼って、一通りの配線を終えたところです。
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入れ替え終了しました。
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↓前のと比較すると、若干良くなってるかも?
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最後に、BIOSをいじって色々調整します。
以前は3200/CL14が通ったのですが、なぜか通らなくなってしまいました。
設定ミスか、BIOSとメモリの相性かな?
なぜかXMP設定では絶好調で、3466でも普通に動きました。
memory_timing
※Memory Clock×2=Data Rate

下の78.8℃というのは、クロックを4.2GHzにして負荷テストをしたときの数字です。

FF14ベンチで、こんなスコアが出てしまいました。
(グラボ・マザボ換装前は15300くらいだった)
ffxiv_4200-3466-16


オーバークロックなども得意なマザーボードなので、今後に期待です。

余ったX370 Taichiは… また新しいPCを組むのに使おうと思います。