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あなたはキッズと言うと何を連想しますか?
キッズコーナー?キッズメニュー?

まあ、多くの人はこんなことを連想すると思いますが、ネット上ではどうも「キッズ」という言葉を安直に使ってはいけないような気分になってしまいます。
(それを言ったら「子供」ですら差別用語云々…)
代表的な例としては「イキリキッズ」「害悪キッズ」などがありますが、「キッズ」単体でイキリキッズみたいな使われ方をしているものも見かけます。
では、なぜ最近の「キッズ」は嫌われるのでしょうか?


(画像:ぱくたそ

■TPOをわきまえない、ルール違反
ネット上で見かける「キッズ」の行為として、TPOをわきまえない行為、ルール違反などがあります。
TPOに反したり、ルールを破るのは確かに望ましくないことです。


■思いやりがない
そして、悪い「キッズ」には思いやりがありません。
平気で「死ね」だの「クソ」だの「消えろ」だの言います。
ふざけたり、一時的な気の動揺で言っているのかもしれませんが、死ねと言われていい気分になることはあまりないですね…


■親に依存しているのに偉そうなことを言う
最後に、キッズの特徴として、親に依存しているという点が挙げられます。
自分で稼いだお金で高い機材やグッズを自慢するならまだしも、親に買ってもらったものをあたかも自分の所有物のように自慢するのは、おかしいというのです。
まあ、そうですね。
自慢したくなる気持ちはわかりますが、所詮は親の買ったものです。











あれ?


それって割と当たり前のことじゃないの?

子供、特に小中学生がTPOをわきまえない、ルールを守らないのは良くないけれど、
大人に比べて圧倒的に人生経験が少なく、教育課程も途中だし、
思いやりは長い人生経験で学ぶものもあるし、
現代社会において、親に依存しないで小中学生がどうやって生活しろというのだ。


こうしてみると、「キッズ」が特別悪いことをしているわけでもないのに、とりわけネット上では成人と同じ観点で評価してしまい、結果キッズがウザいとかなってしまうわけです。
「キッズ」のレベルは今も昔も変わっていない、下手すると昔のキッズのほうが悪戯好きでより迷惑をかける存在だったかもしれないです。
(最近の子供、特に小中学生はちゃんと挨拶したり、礼儀正しい人が多いと思う)

なので、迷惑キッズの事件をよく目にするからと言って、「日本の子供のレベルが下がっている」などと安直に判断してはいけないと思います。
特にテレビのニュースについては、話題性の高いものを集中砲火する傾向があるので、統計的な傾向を見たいのであれば犯罪白書などを見るのがベストです。
テレビニュースだけ見て「日本の子供のレベルが下がっている」などという発言をする人は、狭い視野でしかものを見ておらず、ごくごく一部がそういう事件や悪い行為に及んでいる、ということを考えねばなりません。

もし叩くのであればキッズそのものではなく、そういうキッズを生み出す両親や社会制度などを批判するべきでしょう。


■SNSの普及の影響
おそらく、SNSが普及して、みんながインターネット上で意見を言いやすくなったのが一員ではないのか…と考えています。
特に、SNSではエコーチャンバー効果と呼ばれる、一部の過激な意見が拡散しやすい現象が起こることがあるので、なおさら悪いニュースが強調されてしまいます。

例えば、バイトで悪いことをする「バイトテロ」が最近話題になっていますが、SNSの普及が拡散環境を作っているだけで、バイトテロ自体は昔からあったのではないかと言われています。
SNS、特にツイッター(※)の良い点と言えば拡散の速さですが、それは同時に悪い点でもあって、虚偽情報や煽り発言も同時に拡散させてしまいます。
(※ツイッターはもともとSNSではなくミニブログだったが、今はSNSで定着している)
SNSで拡散されまくり、マスメディアもこぞって報道すれば、そりゃあバイトテロが増えているみたいな印象を受けても仕方ないでしょう。
もし、ツイッターが存在しなかったら、バイトテロという単語自体生まれていなかったかもしれません。(いや、インスタグラムとかフェイスブックで発生したかも?)

幸い「キッズ」の暗黒面はマスメディアが報道しないのでネット上だけにとどまっていますが、
これを機会に大人と同じ観点で子供を見るのをやめにしませんか?

子供が大人と同じように、常識に従って行動すると思ったら、あなたのほうが非常識です。

キッズの悪い手本にならないように、礼儀正しく優しく生きていきたいものです。