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ある休日、偶々かなり綺麗な虹が出ていたので撮影しました。
管理人の住む地域では、10~11月はにわか雨の日が多く太陽高度も低くなることから、虹が出る頻度が1年の中でも特に高いとのことです。実際、春よりも秋のほうが虹をよく見る気がします。

※画像は強調処理を施しています。

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これを撮影している途中、雨が横殴りに降っていてびしょ濡れでした。
いくら虹を見たいからと言って雨の日に出かけるのは良くないね…

ちなみに、内側が「主虹」、外側が「副虹」と呼ばれるものですが、条件が良ければ太陽側に「三次の虹」「四次の虹」が見えるらしいです。更に「五次の虹」が主虹と副虹の間に現れることがあるらしいですが、今回は見えませんでした。
また、主虹の内側、副虹の外側に現れる縞模様は「過剰虹」と呼ばれます。

虹の出現頻度は案外低く、主要な大気光学現象と比較すると内暈(22°ハロ)の約1/10程度、幻日やタンジェントアークなどよりも低く、環天頂アークや環水平アークと同レベルだそうです。
にもかかわらず、環天頂アークや環水平アークのほうがレアそうに思うのは、観測のしづらさ(環天頂アークは高い場所に出るので気づかずにスルーされる、環水平アークは夏季の昼間にしか出ない)が原因なのかもしれません。
時期によって差はあるとはいえ、虹は雪の季節以外は見えるし、時間帯の制限も割とゆるいですからね…