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2012.10.6 / 500mm F6.3 / 500mm  1/100s  F6.3  ISO100

秋といえば紅葉、今月は休みも多く出かける機会もあり定山渓辺りに行きたいと思う。
しかし、まだ10月上旬で時期が早すぎるので、今後しばらくは星・月と付き合うことになるだろう。

Astro Artsの特集記事に「月と木星が大接近」というのがあった。
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確かに目で見ると月と木星がかなり近く見え、大接近という何恥じないものであったが、望遠レンズで覗くと…

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遠い!

遠すぎる…



3.5度は確かに大接近だが、500mmのレンズを使うと(対角線)画角は約3.5度しかない。
つまり、斜めにしてようやく入るような距離である。
当然、構図を決めるのはかなり苦労した。

この日の天気は快晴で、空の透明度もExcellentであったため、月もクレーターがよく写った。

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月と木星の大きさ比較

同じ条件で1秒露光のもの

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月は飽和してしまったが、木星の衛星が確認できる。


実は、2ヶ月前にも月と木星の大接近が起こっており、その時の写真も残っている。
その翌日が「金星食」という大きな現象だったため、結局ボツで公開していなかったが…


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8/12と10/6の距離の比較
(レンズの焦点距離が違うため、10/6の画像を80%に縮小)

今回よりも明らかに距離は近いのだが、翌日の金星食で公開を断念した。残念な運命…