
2012.10.7 1:21 / 500mm F6.3 / 500mm 32min F6.3 ISO1600
いつも怠けてばかりではない。たまには本気な写真も作る。
なぜなら、それは実際に「また」だからである。
2012/8/2 (記事)

2012/9/27 (記事)


と、まあくだらない話はこの辺にして、そろそろ現行のシステムにも限界を感じつつある。
ちょっとした風や衝撃の影響で失敗写真を生み出すことは数多く、最悪な時では7割以上が振動・追尾精度不足・雲の影響で失敗している。
天体写真では、オリオン大星雲をまともに撮れるようになってようやくスタート時点で、「上級者」というにはまだ遠い状況にある。
それを短縮するために多くの人は道具を買うのだが、高性能なものほど重くなり、重くなれば持ち運びが煩わしくなり、観測モチベーションの低下につながる。
かと言って、あまり軽量化・小型化にこだわり過ぎると性能が不足する事態に陥ってしまう。
星雲写真を撮影するのによく用いられる赤道儀も、価格が上がれば性能も上がるが、重さもそれに応じて増えてしまう。目的に応じて使い分けるのが一番良い。
多くの場合、最も制約が厳しいのは「予算」なのだが…
Level 1:簡易ガイド赤道儀・追尾装置…精度よりも可搬性
PENTAX アストロトレーサーなど
Level 2:ポータブル型赤道儀…精度と可搬性を両立
Vixen ポラリエ、TOASTなど
Level 3:小型赤道儀…初心者でも高精度な追尾が可能
Kenko スカイメモR、Vixen GP/GPD/SXシリーズ赤道儀など
Level 4:中~大型赤道儀…かなり高精度な追尾が可能
Vixen SXP/AXDシリーズ赤道儀、Takahashi EM-200/400など
Level 5:超大型赤道儀…研究者、ブルジョワジー
天文台などに置いてある大型望遠鏡用赤道儀など