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2012.12.19 18:27 / E-P1 14-42mm / 25mm  F4.4

  タイトルがカオスなことになっていますが、昨日シグマ社の「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」を買いました。価格は約54000円でした。

  何故こんな時期にレンズを買ったのかというと、クリスマスだからというわけでもなく、宝くじが当たったからというわけでもなく、マヤ暦の噂話を信じて人類が滅亡する前に無駄遣いしたかったからというわけでもなく、
「イルミネーションを撮る」
ただ、その目的のために買いました。
まあ、他にも雪まつりとか雪まつりとかあるが…

以下、購入に至った理由。

  夜は昼に比べて光量が少ないため、シャッタースピードを稼ぐためにはISO感度を上げる必要がある。しかし、上げすぎるとノイズが目立つので、F値(焦点距離と口径の比で、レンズの明るさを表す)を下げる必要がある。
  一般的なズームレンズの開放F値は3.5~4前後で、背景のボケなどを考慮しない場合にレンズの性能を最大限に活かすにはには絞ってF値を2倍くらい(カメラ用語で「2段絞る」という)にする必要がある。だが、そうするとF7~8となってしまい、ISO6400くらいまで上げないと手振れが生じてしまう。
  そこで開放F値が小さい(=明るい)レンズの購入を検討したわけだが、ニコン純正の「17-55mm F2.8」は15万円と高い。単焦点レンズなら「28mm F1.8」(約6万円)など明るくて性能が良いものがあるが、手振れ補正がついてない上に画角が1種類に限定される。また、広角の明るい単焦点レンズというのはあまり多くない。
  そんな時に候補に上がってきたのがシグマの17-50mm F2.8である。このレンズはPhotozoneGANREFなどのレビューサイトでも比較的高評価で、シグマ製レンズの特徴として多い「カリッとした描写」に期待して購入しました。

以下、E-P1で撮ったレンズの写真を載せながら紹介します。

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レンズの箱とケース。ニコンのような巾着袋ではなく、四角いケースである。

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レンズ本体。ニコンレンズとはズームリングの向きが違うので注意。

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前玉。F2.8だけあってかなり大きい。フィルター径は77mm。

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後玉。大口径ズームなのでやはり大きい。

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Nikon 18-105/3.5-5.6との比較。

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大きさはだいたい同じくらい。

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D7000に装着した様子。バランスはまあまあ。

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これまでに買ったレンズ。やはり70-200/2.8の存在感が…


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2012.12.20 16:46 / 17-50mm / 17mm  1/15s  F4  ISO1600

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今まで持っていた標準ズームレンズより1mm少なくなっただけだが、かなり画角が広くなったように感じる。

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イルミネーションが始まっていた。これくらいの明るさなら手ブレを気にする必要はない。

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かなり暗い場所だったが、F2.8+手振れ補正のお陰で撮影できた。

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北海道庁の赤レンガ。
この後大通りにも寄ったが、その写真は後日。