星雲

2012年の天体写真まとめ

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  2012年ももうすぐ終わりです。2012年は新しいカメラやレンズをたくさん購入した年でしたが、特に天体写真に力を入れた一年でした。

  管理人が選んだ20枚の作品(笑)を公開したいと思います。

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定山渓の紅葉 (おまけが本編?)

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2012.10.27 13:00 / 18-105mm / 52mm  1/400s  F5.6  ISO160

予定
1.豊平峡ダム 前
2.豊平峡ダム 後
3.定山渓
(Now)
4.朝里ダム
5.おまけ(もし可能なら)

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20121012 良い曇りと悪い曇り

「青い雲」

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2012.10.08 2:49 / 500mm F6.3 / 500mm  32min  F6.3  ISO3200

初めて、M45ことすばるの青い星雲をまともに写せたような気がする。
周辺減光補正にかなり苦労した。

最近は天体の撮影がメインになってしまって、それ以外の記事を書くことは少なくなったが、最近どうも雲に呪われているような気がしている。
うちのカメラには「雲を寄せ付ける」という特殊能力でもあるのだろうか。

吾輩の住む札幌では梅雨の影響は少なく、冬も地形の影響で晴れる日がそこそこあるのだが、晴れ方があまり良くない。

星が最も見える新月付近は何故か天気が悪く、それが上弦の月くらいまで続く。
半月を超えて十日月位になると天気が良くなるのだが、今度は月が明るくなりすぎてしまう。
しかし、満月になると何故かまた天気が悪くなり、その翌日には天気が回復する。

つまり、チャンスは下弦の月~逆三日月(月齢21~26)しか無いと…

まあ、そんな細かいことを気にする必要などないし、その時の天気予報でも見て気分を紛らわすのが良いだろう。


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20120907 銀河

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2012.9.7 3:32 / 18mm  180s (30s x 6)  F5.6  ISO800

今、世界では林檎と銀河の戦いが熱く、銀河は今のところ劣勢にある。
まあ、どんなものも先に出したもの勝ちというのは変わらないのだろう。
(そんな事言ったら、林檎より先に似たデザインを採用した企業がいればまた問題になるが…)

話を変えて、今回は宇宙の方の銀河を撮影しました。

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20120902 オリオン大星雲

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もう9月だし、そろそろオリオンをなぞる季節なのかと思っていたら、3時くらいにオリオン座が高く昇っていたので、試しに撮影しようかと思った。
半信半疑あっちこっちレンズの向きを変えながら、ど真ん中に星雲が写るようにするのはかなり苦労する。いい加減微動雲台がほしい。

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20120827 秋の気配

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2012.8.27 2:01 / 70-200mm / 200mm  16min (30s x 32)  F5.6  ISO800

8月もあと1週間足らずで終わろうとしている。

だが、天候は相変わらず夏のような日が続く。

一方、上ははくちょう座名物、超新星残骸の網状星雲である。上の方に見える弧状のものがNGC6992-5、下のはくちょう座52番に重なっているのがNGC6960である。16分の露光なのでそれほど綺麗ではないが、拡大するとフィラメント構造が見えてくる。
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メシエ天体一覧

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   メシエ天体とは、フランスのシャルル・メシエという天文学者が観測した天体を元に作成したカタログがあり、そのカタログに掲載されている天体のことです。

   メシエは彗星観測者で、彗星と紛らわしい星雲や星団をリスト化するためにこのリストが作成され、現在では110個の天体がリストに載っています。

   メシエカタログの他にもニュージェネラルカタログ(通称:NGC)と呼ばれるものもあり、こちらは合計7840個の天体が収録されています。後にインデックスカタログ(IC)という形で天体が追加されています。

   このページでは、全110個のメシエ天体の内、明らかに確認できるようなレベルで撮影されたものを掲載しています。

   ただし、二重星M40、系外銀河M91(NGC4548の可能性が高い)、系外銀河M102(NGC5866又はM101と同一の可能性が高い)など、一部の天体に関しては欠番扱いにする人もいますが、ここでは可能性が最も高い天体を掲載することにします。

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20120816 未公開の写真たち

最近星雲・星団にハマっており、かなりの枚数の天体写真を撮影しています。これまで、公開するチャンスがなくお蔵入りしていた写真を一挙公開します。

1.はくちょう座γ星付近の散光星雲と三日月星雲(NGC6888)

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2012.8.10 1:38 / 70-200mm / 195mm  6min(30s x 12)  F4  ISO400

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20120811 M24「スタークラウド」とその周辺

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2012.8.8 22:01 / 70-200mm / 200mm  6min (30s x 12)  F5.6  ISO400
 
※航空祭の写真は次回更新します。

最近晴れていても微妙に雲があって完全な晴れというのは中々ありませんが、まだあまり撮影していないメシエ天体4つを撮影しました。

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20120628 天の川を堰き止めるダム

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Large Size (2560x1600)
70-200mm / 70mm  12min (30s x 24)  F4.0  ISO400


七夕も近くなって夏の大三角や天の川が見えやすくなった時期だが、天の川にはダムのようなものが存在する。
七夕の神話に出てくるアルタイル(彦星)、ベガ(織姫星)より更に北の方を眺めるとはくちょう座のデネブがあるが、その近くには天の川を塞ぐかのようにダムのようなものがある。

その正体は…

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20120615 M8「干潟星雲」、M20「三裂星雲」、M21

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70-200mm / 200mm  6min(30s×12)  F4  ISO400
Large Size (2560x1600)

また晴れていたので天体撮影を実施した。
習慣というのは恐ろしいものである。最近は月が出ていようが外が曇っていようが、夜空を眺めるのが習慣となりつつある。

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20120614 いて座の星雲軍団

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Large Size (2560x1600)
70-200mm / 70mm  6min(30s×12)  F4  ISO400
YIMGで編集

全天には88の星座があるが、その中でもいて座は星雲や星団が特に多い。
上の写真はいて座の一部を撮影したものだが、M8干潟星雲、M17オメガ星雲、M20三裂星雲、その他散開星団や球状星団など含めて9つのメシエ天体が写っている。

ところで、吾輩は新しいカメラを買った。

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